「イラク戦争」検証と展望

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はじめに

総論 「イラク戦争」を総括する  寺島実郎
第一部 「不必要な戦争」を拒否する勇気と構想
―イラク攻撃に向う「時代の空気」の中で―
第二部 この戦争から見えてきたこと

 I イラクを取り巻く中東世界
「イラク戦争」が破壊したもの――イスラーム世界と米国  小杉 泰
目覚める「社会」――戦後イラクにおける宗教勢力  酒井啓子
ラムズフェルドの戦争――次なる戦争への序章  小川和久
米英のイラク侵略後の中東政治  ムハンマド・サリーム
米国のイラク征服とパレスチナ  アッザーム・タミーミー
アラブ世界における民主化の構造的矛盾  臼杵 陽
「非対称の戦争」を忘れたアメリカと中東再植民地化の危機  内藤正典
イラク戦後復興・支援体制――アフガニスタンのケースとの比較  田中浩一郎
国境を越えるシーア派ネットワーク 松永泰行
COLUMN
反体制派を迎えた「祖国」  勝又郁子

 II 帝国アメリカのゆくえ
帝国の戦争は終わらない――世界政府としてのアメリカとその限界  藤原帰一
ブッシュ・ドクトリンのゆくえ  菅 英 輝
ネオコンたちの戦争  西村陽一
アメリカ愛国主義の生理構造  越智道雄
COLUMN
アメリカ社会の復元力――反戦の声と行動  大塚敦子
双子の赤字問題の再燃――アメリカ経済のアキレス腱  柴田太郎

 III 国際社会と平和構築
造反無理――この,理を尽くさぬ戦争について  最上敏樹
テロ・反テロの国際政治  宮坂直史
世界同時デフレの危険性  金子 勝
第二帝国,あるいはジョージ・W.ブッシュのブリュメール18日  マイケル・ハート
中東諸国の石油資源をめぐる地政学  畑中美樹
大西洋同盟の挫折 漂流するNATO――ドイツからの視点  三浦元博
多極構造の世界秩序――米国に挑戦するフランス  渡邊啓貴
ロシアのジレンマ  石郷岡建
COLUMN
われ「人間の盾」として
――イラクの人々のため,そして自らの民主主義のため――  志葉 玲

 IV 東アジアへの波紋
ポスト・「イラク戦争」の朝鮮半島――平壌宣言を反故にしないために  平岩俊司
アメリカの世界戦略を補完する日本外交――親米派と自主・野心派の同床異夢  佐々木芳隆
胡錦濤時代の中国の北朝鮮政策――三者会談のゆくえと中国の計算  朱 建 栄
アジア太平洋地域の対テロ包囲網と米国のプレゼンス  竹田いさみ
リヴァイアサンの気楽な戦争  グナワン・モハマド
COLUMN
アルジャジーラがもたらしたメディア新時代  新谷恵司

 V メディアの中の「イラク戦争」
報道からプロパガンダへ  金平茂紀
日本のメディアとオルタナティブ・メディア  桂 敬一
【写真とルポ】
バグダッドのグラウンド・ゼロに立って  広河隆一
湾岸戦争と「イラク戦争」――「見せない戦争」から「見えない戦争」へ  川村晃司
だれの側に立って伝えるのか?――空爆下のバグダッド取材で感じたこと  綿井健陽
COLUMN
従軍記者として戦場での日々  姜 仁 仙

総合討論 「イラク」後の世界を見すえて――湾岸戦争・9/11・「イラク戦争」へ
寺島実郎・定森大治・小杉 泰・藤原帰一・李 鍾 元

第一部 開戦と終戦のプロセス
第二部 「イラク戦争」後の世界秩序
第三部 中東世界への影響
第四部 朝鮮半島問題への波及
第五部 「イラク戦争」報道をめぐるメディア検証

 イラク戦争関連資料  川崎 哲
 イラク戦争関連年表 松永泰行

*外国の固有名詞等の表記については,各執筆者の表記法にしたがい,全体で統一はしていない.




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