大学新入生に薦める101冊の本

「文理横断型」の知を強調し,類書や反論の書も紹介するユニークな読書案内.人名・事項索引付き.

大学新入生に薦める101冊の本
著者 広島大学総合科学部101冊の本プロジェクト 編著
ジャンル 書籍 > 単行本 > 総記
刊行日 2005/03/18
ISBN 9784000237635
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 278頁
在庫 品切れ
21世紀を生きる上で重要となる「文理横断型」の知を強調するユニークな読書案内.大学における「教養的教育」の水準とアウトラインを示し,学生が自主的に学習する際のガイドブックとして役に立つ.「時代を超える基本教養」「人間の記録」「越境する知」「現代の重要問題」の四分野に分けて紹介.人名・事項索引付き.

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大学新入生に薦める101冊の本
広島大学総合科学部101冊の本プロジェクト編

四六判・並製カバー・272頁


■編者からのメッセージ

大学で23年間教養教育を担当して来ましたが,いつも「教養とはなんだろう」と疑問に思っていました.ある日,「教養とは専門知識はなくても,どこが正しくどこが間違っているかを適切に判断できる能力だ」という意味のアリストテレスの言葉を見つけ,やっと得心がいきました.「現代の教養」とは,シェークスピアやゲーテを読み,それを引用できることではないのです.
 「101冊の本」では,21世紀を生き抜いて行く上で必要な教養を与えてくれる名著が「時代を超える基本教養」,「人間の記録」,「越境する知」,「現代の重要問題」の4分野に分けて紹介してあります.高校生レベルのやさしい本から専門書まで,難易度により3段階に分けて紹介してありますので,順次読みすすめて行けば高度の常識を身につけることができます.
 ぜひこのガイドブックを手許に置いて,実りある大学生活を送ってほしいと思います.

(101冊の本プロジェクト代表 難波紘二)

書評情報

読売新聞(朝刊) 2005年4月10日
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