三宅一生 未来のデザインを語る
一枚の布,プリーツなど,新たなものづくりを発信し続ける,その仕事のプロセスとは.[付録DVD有]
一枚の布,プリーツなど,新たなものづくりを常に時代に発信し続ける三宅一生.デザインの魅力と醍醐味,デザインと人間,そして,未来のデザインを,仕事のプロセス,環境や社会とのかかわり,若い世代への継承などとともに,40年以上にわたって取材者として併走してきた編者に語る.【付録DVD有】
■編集部からのメッセージ
2007年,NHKのETV特集で「三宅一生 未来のデザインを語る」という番組が放映されました.このときの1972年より三宅一生氏を取材してきたテレビマンユニオンの重延浩氏による,貴重なロングインタビューをみて,これはぜひ書籍化したいと思いました.
その次の年に,21世紀に人間は何を考え,どのような道をとるべきなのか,ということを,さまざまなアーティストの作品から考えることができる「21世紀人」展を三宅氏は企画し,作品もつくりました.そしてその場で,この本のための新たなインタビューをおこなったのです.
編集を進行させる過程で,三宅氏の新しいプロジェクトが動きだしました.そこでさらに2011年,この本のまとめともいうべきその「再生・再創」という考え方,そして「ものづくり」を中心にしたインタビューをしました.そこで本としてまとめる予定だったのですが,その数週間後に,東日本大震災が発生.東北の,すぐれた技術をもつ多くの職人たちと,以前より仕事をしてきた三宅氏は,2012年,「東北の底力」展を開催します.
このような,長年のインタビューにより,この本はまとめられました.
なお,きっかけとなった番組をもとに,仕事の軌跡と,近年の展覧会の映像を編集しておさめたDVDが,付録としてついています.
■編集部からのメッセージ
2007年,NHKのETV特集で「三宅一生 未来のデザインを語る」という番組が放映されました.このときの1972年より三宅一生氏を取材してきたテレビマンユニオンの重延浩氏による,貴重なロングインタビューをみて,これはぜひ書籍化したいと思いました.
その次の年に,21世紀に人間は何を考え,どのような道をとるべきなのか,ということを,さまざまなアーティストの作品から考えることができる「21世紀人」展を三宅氏は企画し,作品もつくりました.そしてその場で,この本のための新たなインタビューをおこなったのです.
編集を進行させる過程で,三宅氏の新しいプロジェクトが動きだしました.そこでさらに2011年,この本のまとめともいうべきその「再生・再創」という考え方,そして「ものづくり」を中心にしたインタビューをしました.そこで本としてまとめる予定だったのですが,その数週間後に,東日本大震災が発生.東北の,すぐれた技術をもつ多くの職人たちと,以前より仕事をしてきた三宅氏は,2012年,「東北の底力」展を開催します.
このような,長年のインタビューにより,この本はまとめられました.
なお,きっかけとなった番組をもとに,仕事の軌跡と,近年の展覧会の映像を編集しておさめたDVDが,付録としてついています.
はじめに 重延 浩
序 2121デザインサイト
Ⅰ つくる
Ⅱ 21世紀人へ
Ⅲ 再生・再創
終 東北へ
脚注作成にあたっての主要参考文献,ウェブサイト
本書に関するクレジット一覧
序 2121デザインサイト
Ⅰ つくる
Ⅱ 21世紀人へ
Ⅲ 再生・再創
終 東北へ
脚注作成にあたっての主要参考文献,ウェブサイト
本書に関するクレジット一覧
重延 浩(しげのぶ ゆたか)
1970年テレビマンユニオン創立に参加.「第1回アメリカ横断ウルトラクイズ」のプロデュースや「ジャンヌ・モローの印象派~光と影の作家たち」を演出.1986年より「世界ふしぎ発見!」の企画・プロデュースを担当.2007年「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」エグゼクティブプロデューサー,2010年「上海万博コ・フェスタ」ゼネラルプロデューサーを務めるなど文化振興事業・国際事業にも積極的に携わっている.2012年より会長・ゼネラルディレクター・取締役.
1970年テレビマンユニオン創立に参加.「第1回アメリカ横断ウルトラクイズ」のプロデュースや「ジャンヌ・モローの印象派~光と影の作家たち」を演出.1986年より「世界ふしぎ発見!」の企画・プロデュースを担当.2007年「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」エグゼクティブプロデューサー,2010年「上海万博コ・フェスタ」ゼネラルプロデューサーを務めるなど文化振興事業・国際事業にも積極的に携わっている.2012年より会長・ゼネラルディレクター・取締役.
書評情報
日本経済新聞(朝刊) 2013年6月9日
読売新聞(朝刊) 2013年5月28日
読売新聞(朝刊) 2013年5月28日