批評界に大きな衝撃を与え,ハロルド・ブルーム,ジェフリー・H・ハートマン,J・ヒリス・ミラーの名で知られる「イェール学派」の領袖ポール・ド・マン(1919-83年).文学批評ばかりか哲学・思想の領域にまで深い影響を与えたド・マンの「脱構築批評」は,本書『読むことのアレゴリー』(1979年)によって,その全貌を知らしめ,世界を震撼させた.
ド・マンの主著にして現代批評理論・現代思想の領域に聳え立つ一大金字塔である本書は,長らく邦訳が待ち望まれていた一冊である.原著刊行から30年以上の時を経て,ついに完訳なる.
