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日本とは何か,日本人とは誰か.「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ,新たな民族史的景観を開く.
(1) 総論
日本像の転換を求めて――方法としての「いくつもの日本」へ 赤坂憲雄
(2) 多様性の発見
日本列島の人類史 埴原恒彦
ボカシの地域とは何か 藤本 強
植生と民俗――常葉広葉樹林と落葉広葉樹林から 野本寛一
(3) 境界を超えて
蝦夷とアイヌ 工藤雅樹
琉球文化圏と琉球王国の形成 安里 進
丸木舟と筏舟――列島から海のアジアを眺めてみれば 出口晶子
(4) 見いだされた日本
近代日本の自己認識 中村生雄
「狭義の日本人」と「広義の日本人」
――山路愛山『日本人民史』をめぐって イ・ヨンスク
方法としての地域――東北史像をめぐって 菊池勇夫
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