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| 明快に鮮やかに激変する世界の見取図を示す――<地球の知的歩き方>ガイド |
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9.11後,世界は流動化し,
バブル経済崩壊後,日本は内向化しています.
時代の風を敏感に受け止める感性,
世界の潮流を正しく理解する脳力,
新しい世界に立体的に関わっていく行動の指針が求められています. |
| 脅威のアメリカ 希望のアメリカ |
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| ―この国とどう向きあうか |
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| 寺島実郎 (財)日本総合研究所理事長 |
| 力の論理で新しい秩序を作り出そうとするアメリカ.ネオコンに牛耳られ,9.11の後遺症にさいなまれる国民の支持を得たブッシュ政権は,異常なのか? アメリカの建国神話の帰結なのか? |
| ユーラシアの地政学 |
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| ―ソ連崩壊後のロシア・中央アジア |
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| 石郷岡建 毎日新聞外信部編集委員 |
| ソ連崩壊,9.11テロ,イラク戦争後,液状化する世界.世界各地で力の干渉を強める米国と,それに対抗し,浮上してきたユーラシア.歴史の彼方の帝国の記憶をめぐって,ユーラシアを舞台にせめぎあう,宗教と民族のゆくえを追う. |
| コモンズの思想を求めて |
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| ―カリマンタンの森で考える |
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| 井上 真 東京大学農学部助教授 |
| インドネシア熱帯雨林の先住民の生活に流れるコモンズの思想を探し求めて,カリマンタンの地域コミュニティに棲んでみた.そこで発見した森を住民と外部の人々が「協治」する方法とは. |
| 世界化するパレスチナ/イスラエル紛争 |
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| 臼杵 陽 国立民族学博物館地域研究企画交流センター教授 |
| 国家対立が紛争を生み,紛争が中東という地域を生み,9.11後,中東は世界化している.対立の核にある民族/宗教という分断線の虚構性と暴力性を暴き,真の中東和平をもたらすための解決の糸口を模索する. |
| EUは国家を超えられるか |
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| ―政治統合のゆくえ |
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| 平島健司 東京大学社会科学研究所教授 |
| 多面的な変容を重ね続けるEU.その果てにあるのはいかなる共同体の姿か.その起源である1950年代と構造的転換を迎えた90年代に焦点を当てながら,多角的に考察する. |
| インド 国境を越えるナショナリズム |
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| 長崎暢子 龍谷大学国際文化学部教授 |
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| 南アジアの地域紛争の根源には,近代的領域国家概念,英国の分割統治がもたらした植民地主義がある.多様性の中の統一を実現する地域連邦構想を伝統的思考様式に求める. |
| 地球市民社会の最前線 |
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| ―NGO・NPOへの招待 |
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| 目加田説子 中央大学総合政策学部教授 |
| いまや,多国間条約の形成にまで力を発揮するようになったNGOネットワーク.NGO・NPO活動の具体的な現場を訪ね,市民のエンパワーメントによる平和の作り方をレポート. |
| メイド・イン・シャンハイ |
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| ―躍進中国の生産と消費 |
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| 丸屋豊二郎,丸川知雄,大原盛樹 |
| 上海を制するものは中国を制す.市場・生産基地として上海の魅力はどこにあるのか? 欲望が高じて消費が爆発したらどうなるのか? 上海のいまは地球社会の未来を先取りしている. |
| 新しい戦争 |
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| ―世界の底の貧困と政治 |
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| 藤原帰一 東京大学法学部教授 |
| 現代戦争の多くは世界の貧しい地域を戦場として戦われている.そんな離れた戦争が,先進国に住むわれわれの安全を支えているという構造的問題をとおして,現代戦争の新しい姿を探る. |
小林正典 |
| 朝鮮半島 分断から統一へ |
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| ―冷戦後の鎖の解け方 |
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| 小此木政夫 慶應義塾大学法学部教授 |
| 核再開発,軍事優先政治の危険なゲームに乗り出した北朝鮮.国際社会はどのように北朝鮮の体制移行を促し,安定的な地域秩序を構築していくべきか.そのシナリオを提示する. |
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