若者の気分

思いこみの性,リスキーなセックス

ヴェールに包まれがちな性の実態を紹介し,性につきまとうリスクと若者をしばる思いこみを明らかにする.

思いこみの性,リスキーなセックス
著者 池上 千寿子
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
シリーズ 若者の気分
刊行日 2011/02/24
ISBN 9784000284523
Cコード 0336
体裁 B6 ・ 並製 ・ 164頁
在庫 品切れ
性の乱れ? 楽しいセックス? 男女間にはどんなギャップがある? 恋人とのセックスより金銭関係が介在した方が安全? いつの時代にもヴェールに包まれがちな性の実態を詳細なデータをもとに紹介し,性につきまとうリスクと若者たちをしばる思いこみを明らかにする.生きやすく,豊かな性関係に向けた可能性の手引き.

■著者からのメッセージ

若者の性は乱れている? 愛しているからセックス? 恋人とのセックスより金銭関係が介在した方が安全? 男と女の間にはどんなギャップがある? そもそも男と女ってどうちがう? 性も多様だってどういうこと? いつの時代にもヴェールに包まれがちな性,知っているつもりでもじつはわかっていない?
 この本では,若者たちの性の実態を詳細なデータをもとに紹介しながら,性関係にひそむリスクや性につきまとうさまざまな思いこみを明らかにしていきます.思いこみを解いて,生きやすく豊かな性関係に向けた可能性をひきだす手引きです.
池上千寿子(いけがみ ちずこ)
1946年生まれ.NPO法人ぷれいす東京代表.東京大学を卒業後,出版社勤務を経て執筆活動を始める.82年からハワイ大学「性と社会太平洋研究所」でセクソロジーを学ぶ.94年にぷれいす東京を設立しエイズ予防とケアの活動に従事する.著書に『アダムとイブのやぶにらみ――刺激的ヒューマン・ウォッチングのすすめ』(はまの出版,1996年),『男女交際ってなんだろう――日米学校事情』(大修館書店,1991年),『性ってなんだろう』(大修館書店,1989年),『エイズ――性・愛・病気』(ミルトン・ダイアモンドとの共著,現代書館,1988年)ほか.翻訳書も多数.2005年エイボン女性教育賞,2009年日本エイズ学会アルトマーク賞,2011年WAS金賞を受賞.

書評情報

現代性教育研究ジャーナル No.2(2011年5月15日)
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