安丸良夫集 1

民衆思想史の立場

「通俗道徳」論をはじめ,著者の歴史研究の基軸をなす「民衆思想史」に関する代表的な論考を収める.

民衆思想史の立場
著者 島薗 進 , 成田 龍一 , 岩崎 稔 , 若尾 政希
ジャンル 書籍 > シリーズ・講座・全集
シリーズ 安丸良夫集
刊行日 2013/01/25
ISBN 9784000285810
Cコード 0321
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 404頁
在庫 品切れ
「近代」の意味を生活世界に根ざす視角から問い直す「通俗道徳」論を出発点に,幅広い学問的視野と絶えざる方法的省察を通じて紡ぎだされてきた著者の「民衆思想史」研究.代表的な論考と単行本未収録の作品を併せ収め,安丸民衆思想史の形成過程を跡づけるとともに,その歴史的位置およびゆくえを見通す.
安丸良夫(やすまる よしお)
1934年,富山県生まれ.京都大学大学院文学研究科博士課程修了.日本思想史専攻.名城大学を経て,一橋大学教授,早稲田大学大学院客員教授などを歴任.一橋大学名誉教授.「通俗道徳」論の提示をはじめ,民衆思想史の研究を中心に歴史学の方法と可能性を拓いてきた.

書評情報

東京新聞(夕刊) 2013年3月19日
京都新聞(朝刊) 2013年2月17日
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