そうだったんだ!日本語
コレモ日本語アルカ?
異人のことばが生まれるとき
「これながいきの薬ある.のむよろしい.」――この台詞を見て中国人が思い浮かぶのはなぜだろう.
著者 | 金水 敏 著 |
---|---|
ジャンル | 書籍 > 単行本 > 言語 |
シリーズ | そうだったんだ!日本語 |
刊行日 | 2014/09/10 |
ISBN | 9784000286305 |
Cコード | 0381 |
体裁 | B6 ・ 並製 ・ カバー ・ 246頁 |
在庫 | 品切れ |
「これながいきの薬ある.のむよろしい.」――この台詞を見ただけで中国人が思い浮かぶ人は多いだろう.だが現実の中国人は今こんな話し方をしない.フィクションの中で中国人を表象するこうした言葉遣いは,実在した話し方が元になっているのか.また歴史的にどのようにして中国人と結びつけられるようになったのだろうか.
序 章 〈アルヨことば〉にまつわる疑問
第一章 宮沢賢治は「支那人」を見たか
第二章 横浜ことばとその時代
第三章 〈アルヨことば〉の完成
第四章 満洲ピジンをめぐって
第五章 戦後の〈アルヨことば〉
終 章 「鬼子(グイズ)」たちのことば
第一章 宮沢賢治は「支那人」を見たか
第二章 横浜ことばとその時代
第三章 〈アルヨことば〉の完成
第四章 満洲ピジンをめぐって
第五章 戦後の〈アルヨことば〉
終 章 「鬼子(グイズ)」たちのことば
金水 敏(きんすい さとし)
大阪大学大学院文学研究科教授.
1956年4月大阪生まれ.1982年東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学.大阪女子大学助教授,神戸大学助教授を経て,2001年より現職.日本語文法の歴史的変化と役割語(言語のステレオタイプ)を研究している.
著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店),『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房)ほか,編書に『役割語研究の地平』『役割語研究の展開』(以上,くろしお出版),「シリーズ日本語史」(全4巻,岩波書店),『歴史語用論の世界』(ひつじ書房)ほか.
大阪大学大学院文学研究科教授.
1956年4月大阪生まれ.1982年東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学.大阪女子大学助教授,神戸大学助教授を経て,2001年より現職.日本語文法の歴史的変化と役割語(言語のステレオタイプ)を研究している.
著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店),『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房)ほか,編書に『役割語研究の地平』『役割語研究の展開』(以上,くろしお出版),「シリーズ日本語史」(全4巻,岩波書店),『歴史語用論の世界』(ひつじ書房)ほか.
書評情報
朝日新聞(夕刊)〔大阪〕 2015年1月30日
本の雑誌 2014年12月号
望星 2014年12月号
毎日新聞(朝刊) 2014年11月9日
週刊朝日 2014年11月7日号
本の雑誌 2014年12月号
望星 2014年12月号
毎日新聞(朝刊) 2014年11月9日
週刊朝日 2014年11月7日号