丸山圭三郎著作集
第I巻 ソシュールの思想
聴講ノートや自筆草稿に基づいて日本の読者に初めて真の「ソシュールの思想」を示した古典的名著.(解題=前田英樹)
現代言語学の原点にして構造主義のバイブルとなった書『一般言語学講義』は,ソシュール晩年の講義に出席した学生の聴講ノートを基に二人の弟子によって刊行されたが,そこには編集や加筆が加えられていた.聴講ノートや自筆草稿に基づいてその詳細を明かし,日本の読者に初めて真の「ソシュールの思想」を示した古典的名著.(解題=前田英樹)
書評情報
日本経済新聞(朝刊) 2014年7月6日