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| ● 著者からのメッセージ |
| 言葉が運ぶのは情報だけではない.そう表現した人自身も相手に伝わる.意味で「宵」「晩」「夜」を区別し,語感で「夕方」「夕刻」「夕暮れ」「たそがれ」を使い分ける.意味と語感の双方から最適の一語にしぼる過程で意味を調べる国語辞典は多いが,語感を知る手がかりとなる専門辞典は存在しない.雑誌の座談会(「語感とイメージ」1980年)で辻邦生・大岡信・谷川俊太郎の三氏と語感について語り合ってから三十年,折々考えた多彩な語感のヒントを集大成したこの辞典が日本語の表現の勘をみがく刺激になればと願う. |
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| 中村 明(なかむら・あきら) |
| 1935年山形県鶴岡市生れ.国立国語研究所室長・成蹊大学教授を経て早稲田大学名誉教授・山梨英和大学教授.主著『日本語レトリックの体系』『日本語の文体』『笑いのセンス』『文の彩り』(岩波書店),『作家の文体』『名文』『笑いの日本語事典』(筑摩書房).『三省堂類語新辞典』編集主幹.高校国語教科書(明治書院)統括委員. |
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