新編 泉鏡花集 1
金沢一
ふるさと金沢.浅野川の流れ.町中の橋で,上流の温泉で,河口の湖でも,妖しい物語が始まる.
鏡花は,ふるさと金沢を舞台とする作品を生涯にわたって書きつづけた.その数およそ70編.第1巻はそのうち明治期の14作品を収録.随筆「北国空」は初出雑誌以来の全文掲載.浅野川にかかる町中の橋,上流の谷に湧く温泉,さらに河口の湖へと,妖しい物語が拡がる.
ふるさと金沢.浅野川の流れ.町中の橋で,上流の温泉で,河口の湖でも,妖しい物語が始まる.