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欧州のエネルギーシフト
原発政策の実態は? 草の根の市民や自治体の動きは? 電力自由化の進展具合は? 驚くほど多様な試行錯誤の最新報告.
世界の環境・エネルギー政策をリードしてきた感のあるヨーロッパ.だが,実態は,国ごとに事情が異なり,国内にも大きな矛盾や対立を抱えている.風力や太陽光発電をどう普及させるか.原発の廃炉や核のゴミ問題にどう対応するのか.草の根の市民や自治体の動きは? エネルギー革命最前線からの報告.
はじめに──新しい欧州への跳躍
第一章 苦 悩──原発を切り離せない構造
1 「世界一安全な原発」の苦闘──フィンランド
2 環境大国の苦渋──スウェーデン
3 エリートが築いた「原発大国」──フランス
4 「市場原理の国」のジレンマ──イギリス
第二章 脱 却──原発と民主主義
1 脱原発の倫理と論理──ドイツ
2 倫理委員会報告をどう考えるか──ドイツ
3 国民投票が示す「民意」──イタリア・スイス
第三章 分 権──ドイツの市民社会では
第四章 挑 戦──自然エネルギー立国への道
1 風力発電大国の変貌
2 洋上風力発電に挑む
3 二〇五〇年「脱化石」への道
4 不安定化する世界への備え
第五章 創 造──新たなエネルギー社会
1 スウェーデンの環境共生都市
2 熱エネルギーを探す
3 暮らしの未来
第六章 未来へ──欧州と世界
1 欧州の危機意識
2 二〇五〇年の欧州
3 新興国は、世界は
あとがき
参考文献
第一章 苦 悩──原発を切り離せない構造
1 「世界一安全な原発」の苦闘──フィンランド
2 環境大国の苦渋──スウェーデン
3 エリートが築いた「原発大国」──フランス
4 「市場原理の国」のジレンマ──イギリス
第二章 脱 却──原発と民主主義
1 脱原発の倫理と論理──ドイツ
2 倫理委員会報告をどう考えるか──ドイツ
3 国民投票が示す「民意」──イタリア・スイス
第三章 分 権──ドイツの市民社会では
第四章 挑 戦──自然エネルギー立国への道
1 風力発電大国の変貌
2 洋上風力発電に挑む
3 二〇五〇年「脱化石」への道
4 不安定化する世界への備え
第五章 創 造──新たなエネルギー社会
1 スウェーデンの環境共生都市
2 熱エネルギーを探す
3 暮らしの未来
第六章 未来へ──欧州と世界
1 欧州の危機意識
2 二〇五〇年の欧州
3 新興国は、世界は
あとがき
参考文献
脇阪紀行 (わきさかのりゆき)
1954年生まれ.78年京都大学法学部卒業,79年朝日新聞社入社.松山支局,和歌山支局,経済部等を経て,90─94年,アジア総局(バンコク).95年,米国ワシントンへ研修留学(海外開発評議会研究員),96年に帰国後は,東南アジア担当の論説委員.2001年9月─05年4月,ベルギー・ブリュッセル支局長.外報部次長の後,06年4月から再び論説委員.
著書─『大欧州の時代──ブリュッセルからの報告』(岩波新書)
訳書─カトゥリ・メリカリオ著『平和構築の仕事──フィンランド前大統領アハティサーリとアチェ和平交渉』(明石書店)
1954年生まれ.78年京都大学法学部卒業,79年朝日新聞社入社.松山支局,和歌山支局,経済部等を経て,90─94年,アジア総局(バンコク).95年,米国ワシントンへ研修留学(海外開発評議会研究員),96年に帰国後は,東南アジア担当の論説委員.2001年9月─05年4月,ベルギー・ブリュッセル支局長.外報部次長の後,06年4月から再び論説委員.
著書─『大欧州の時代──ブリュッセルからの報告』(岩波新書)
訳書─カトゥリ・メリカリオ著『平和構築の仕事──フィンランド前大統領アハティサーリとアチェ和平交渉』(明石書店)
書評情報
社会新報 2012年8月1日号
東京新聞(朝刊) 2012年7月29日
週刊東洋経済 2012年7月21日号
東京新聞(朝刊) 2012年7月29日
週刊東洋経済 2012年7月21日号