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翁問答
中江 藤樹/加藤 盛一 校註 |
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老翁とその門下の問答を傍で聞き,仮名まじり文で記した,という形式で人間の道を説く.平明に理を説いた教訓読み物としても広く受け入れられた. |
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古史徴開題記
平田 篤胤/山田 孝雄 校訂 |
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江戸時代後期の国学者平田篤胤の主著『古史徴』の総論にあたる第1巻.古史研究のために取り上げるべき古典について解説評論したもの. |
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聖徳太子御製 勝鬘経義〓
花山 信勝 校訳 |
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聖徳太子の著と伝えられる、法華・維摩・勝鬘の三経の注釈書の総称『三経義〓』の一。 |
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歴史の理論と歴史
クロォチェ/羽仁 五郎 訳 |
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ファシズムへの抵抗をつらぬいたクロォチェが,ヘーゲル,ニーチェ,ディルタイの歴史観の発展として,生の実践的立場に基づいた歴史的理解の観点から,論攷をすすめてゆく. |
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世界観の研究
ディルタイ/山本 英一 訳 |
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歴史の展開にともなって現れる哲学体系の多様性と,これらの体系の普遍妥当性の要求との間にある矛盾について,ディルタイの考えが示される. |
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文化科学と自然科学
リッケルト/佐竹 哲雄,豊川 昇 訳 |
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西南ドイツ学派の哲学者リッケルトが,自然科学的認識と歴史的な文化科学との差異を明確に規定した画期的な著作. |
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歴史と自然科学/道徳の原理について/聖 ――「プレルーディエン」より
ヴィンデルバント/篠田 英雄 訳 |
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西南ドイツ学派の哲学者として知られるヴィンデルバントの,科学方法論,倫理学,宗教哲学の特質を示す佳作3篇. |
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人間精神進歩史 全2冊
コンドルセ/渡辺 誠 訳 |
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革命期に,公教育委員会,憲法委員会などで活躍したコンドルセが,ジャコバン派の追及を逃れながら託した本書は,啓蒙思想の遺書とも言われる. |
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聖アンセルムス クール・デウス・ホモ――神は何故に人間となりたまひしか
長沢 信寿 訳 |
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『プロスロギオン』『モノロギオン』とならび称される三部作.彼の神学の領域における思弁と瞑想の深さを示し,キリスト教の真理が理性と一致することを強調している. |
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改訳 科学と方法
ポアンカレ/吉田 洋一 訳 |
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「科学のための科学」を唱えたポアンカレの最後の哲学的著作.自然科学の諸分科における方法論を大成し,科学教育に関する基本的指針を提示したものである. |
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続日本紀宣命
倉野 憲司 編 |
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奈良時代の根本史料である『続日本紀』所載の,文武元年(697)から延暦8年(789)まで,8代にわたる天皇の「宣命」62篇を収め,逸文2篇を併収. |
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雑兵物語・おあむ物語――付おきく物語
中村 通夫,湯沢 幸吉郎 校訂 |
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「雑兵物語」は足軽などのいわゆる「雑兵」の功名談,失敗談,見聞談の形式をとった一種の戦訓.「おあむ物語」「おきく物語」はいずれも戦の際城中に在った女性の体験を記した書. |
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与話情浮名横櫛――切られ与三 瀬川 如皐,河竹 繁俊 校訂 |
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「しがねえ恋の情が仇……」の台詞で知られる狂言.江戸の長唄の師匠と木更津の土地の顔役の妾との実話をもとに,嘉永6年(1853)八代目団十郎の与三郎で初演され好評を得た. |
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赤垣源蔵/仲光
黙阿弥/河竹 繁俊 校訂 |
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「赤垣源蔵」は「仮名手本硯高島」名題.黙阿弥壮年時代の傑作であり,忠臣蔵銘々伝の中のひとつである.「仲光」は9世団十郎の名劇でその歿後しばしば上演された「二代源氏誉身換」である. |
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多情多恨
尾崎 紅葉 |
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誠実朴訥な主人公が最愛の妻に先立たれた悲哀追慕の情景をめんめんと描写し,彼が最初は極度にきらっていた友人の妻に次第にひかれてゆく心理過程を描いた長篇小説. |
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一兵卒の銃殺
田山 花袋 |
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若い一兵士の脱営から放浪,放火,銃殺にいたる姿が短い時間の間に実になまなましく描かれている.現代のわれわれの胸奥をも震撼させずにはおかない問題作である. |
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真知子 全2冊
野上 弥生子 |
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進歩的な思想と自己のブルジョア的環境の間で悩む真知子は,身勝手で下劣な左翼運動家にふと惑わされるが,やがて人間の真実を見つめられるまでに成長してゆく. |
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上海
横光 利一 |
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1925年の5.30事件下の上海の様相--排他運動の頂点である紡績工場のストライキ,市街戦,激動の中の人々をダイナミックに描く. |
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腐蝕
茅 盾/小野 忍 訳 |
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腐敗した政治・軍事組織がいかに正常な人間をむしばんでいくかを,抗日戦当時,あるつまずきから諜報機関に入った一人の女性の手記として描く. |
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女の議会
アリストパネース/村川 堅太郎 訳 |
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現実には社会的地位の低かったアテナイ婦人たちが,男装して議場に忍び込み,完全な共産制と婦人の共有とを決議する.人間の弱点が滑稽かつ皮肉に暴露されてゆく. |
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緑の木蔭――和蘭派田園画
トマス・ハーディ/阿部 知二 訳 |
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ハーディのの初期の長篇.イギリス南部の森深い田園の緑を背景にして,牧歌的な田舎の恋物語が繰り広げられる. |
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短篇集 蜘蛛の巣の家 全2冊
ギッシング/吉田 甲子太郎 訳 |
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ギッシングの死後に刊行された短篇集.表題作をはじめ15篇の短篇のどれもが,抑制されながらも力に満ち,色彩は渋いが躍動感ある筆致で書かれていて読む者の心を打つ. |
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二人の女の物語 全3冊
アーノルド・ベネット/小山 東一 訳 |
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「老妻物語」として知られる,イギリスの作家ベネットの代表作.自分の生まれ故郷「五つの町」を舞台に,2代にわたる女の生涯と栄枯とを,正確な写実と伝統的なユーモアの円熟した筆致で描き出した. |
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シェイクスピアの悲劇 全2冊
ブラッドレー/中西 信太郎 訳 |
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「シェイクスピアの研究家にとっても,一般読者にとっても欠くことのできない」シェイクスピア研究の古典的名著.四大悲劇の構造,登場人物の性格を合理的客観的に分析する. |
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国際エピソード
ヘンリ・ジェイムズ/上田 勤 訳 |
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イギリスの若い貴族ランベス卿は,生粋のアメリカ娘ベッシー嬢に思いをかける.イギリス気質とアメリカ気質を対照的に描いたジェイムズの中篇. |
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ジル・ブラース物語 全4冊
ル・サージュ/杉 捷夫 訳 |
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スペインの片田舎からサラマンカの大学に留学しようと故郷を去ったジル・ブラースが,社会のあらゆる層を浮沈する.フランス最初の職業的文士といわれるル・サージュの代表作. |
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嘘 全2冊
ブールジェ/内藤 濯 訳 |
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「嘘」によって純真な詩人ルネ・ヴァンシイを恋の術中に誘い入れてゆくマダム・シュザンヌ.ブルージェは,複雑な心理のもつれを執拗に解きほぐし,人間の醜さと浅ましさをつきつける. |
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かくれんぼ/白い母 他2篇
ソログープ/中山 省三郎 訳 |
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ロシア象徴派の詩人ソログープの珠玉の4篇.いずれも幼い子供たちが登場し,その世界は極度に澄み渡り,常に死が隣り合わせになっている. |
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スイスのロビンソン 全2冊
ウィース/宇多 五郎 訳 |
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この物語は,あの有名な「ロビンソン・クルーソー」から生まれた.何もない環境から家族が心をあわせて小さい社会をのびのびと築いてゆく過程が,われわれに無限の温さを感じさせる. |
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デカメロン――十日物語―― 全6冊
ボッカチオ/野上 素一 訳 |
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ペスト流行の折,女7人男3人合計10人の1行がフィレンツェ郊外に病魔を避け,つれづれをなぐさめるべく語り合う物語.大胆な人間解放の躍動が感ぜられるボッカチオの代表作. |
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