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印刷

 複製された文字や画像などの情報を大量に刊行する――印刷は出版の根幹です。
 版を作成し、印刷する。とても重要なプロセスですが、それだけにデジタル技術と機械化の進歩が著しい分野になっています。


入力

原稿をデータ化します。ワープロやパソコンの普及によって、テキストデータの原稿が増え、入力作業は以前に比べ減っています。

入力されたデータや入稿したテキストデータは、校正刷りになって校正され、責了した組版をもとに版下(はんした)が作成され、製版されます。(この作業は組版指定で行われます。印刷会社の仕事は早い段階から既に始まっています。)


製版(フィルム篇)

現在は、フィルムを用いる製版は少なくなりました。
製版用のフィルムを用いて版下(注1)を刷版(注2)に焼き付けます。CTS(Computer Typesetting System)の普及で、現在は過去にフィルム製版を用いた書籍の重版などに用いられる程度です。
ネガフィルムを面付け
(注1)
版下:はんした。写植文字、イラスト、図形などを、一枚の台紙にレイアウト通りに貼り付けたり、描いたりしたものをいいます。
(注2)
刷版:さっぱん。印刷機にかけるための版。フイルムを用いて刷版を感光させると、文字や図版などが刷版に焼き付き、そこにだけインクが乗るようになります。
  ポジフィルムを刷版に焼き付け

現像


製版(CTP篇)

フィルム製版に変わって、現在では電算写植が製版の主流となりました。
CTP(Computer to Plate)は、入力された原稿から直接刷版を出力します。製版フィルムや現像液が不要になり、時間が短縮されるという利点があります。

CTPシステムで刷版を現像(現像前)

CTPシステムで刷版を現像(現像中)


印刷機にかける

刷版を印刷機にセットし、いよいよ印刷開始!
印刷用紙をセット
印刷された用紙がどんどん積まれていきます。


印刷の仕上がりをチェック


印刷をチェックしています。

濃度計で、色が正確に出ているかを調べます。

原稿と引き合わせて校正します。


搬出

印刷された用紙が積み上がります。
印刷された用紙(刷本)は、製本会社に搬出されます。印刷所で製本される場合も少なくありません。





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