西田幾多郎
生きることと哲学
哲学とは何か,何のために問うのか.今なお新たな哲学を啓発し続けるその思考へと,読者を導く案内の書.
ある日の京大での講義にて,突如「わからん!」と言い教室を出て行ったといわれる西田.今なお国内外で新たな思考を啓発しつづける哲学者は,借り物の知識ではなく自ら思索することを,そして「真に生きる」とは何かを徹底して追い求めた.「世界の中で生きること」と直接にむきあったその思考の軌跡へと,読者を導く案内の書.
書評情報
図書新聞 2007年6月23日号
読売新聞(朝刊) 2007年5月6日
読売新聞(朝刊) 2007年5月6日