ファッション・ライフのはじめ方

どんな服を着たらいいの? 思春期の男の子の悩みは深刻.そんな男の子のために,ファッションとの付き合い方を指南します.

ファッション・ライフのはじめ方
著者 高村 是州
通し番号 667
ジャンル 書籍 > 岩波ジュニア新書 > 生活・生き方
刊行日 2010/10/20
ISBN 9784005006670
Cコード 0270
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 204頁
在庫 品切れ

どんな服を着たらいいのかわからない.どうせ自分なんか,何を着たって似合わない.思春期の男の子がかかえるファッションの悩みは,じつは深刻.本書は,そんな苦手意識を解きほぐしつつ,服と仲良くなる方法を指南します.服を着るということは,自分らしく生きること.この本を読んだら,新しい自分が始まります.

■内容紹介
この本は,中学生の男子にぜひ読んでほしい本です.「最近,ファッションにちょっと興味が出てきた.でも,何を着たらいいのか,よくわからないんだけど」.そんなふうに思っている人に,とくにオススメです.「何を着たらいいのか,わからない」ということは,「自分がわからない」ということでもあります.だから,ファッションについて考えることは,ただ単に身なりや格好のことではなく,「自分」について考えることに直結しているんですね.この本を読むと,服で自分を表現することの大事さがわかります.ゼシュウ先生のていねいなアドバイスは,これからファッションの世界に一歩ふみ出そうとしているあなたを,きっと勇気づけてくれると思います.

はじめに

第1章 そもそも,ファッションって,なに?
 ファッションQ&A 初級編/ファッションQ&A 中級編/ファッションQ&A 上級編

第2章 ファッションを好きになる
 1 服を着るということ/2 着るものを選ぶということは/3コーディネーターとスタイリング/4 流行って、なに?/5 ブランドの力を見きわめる/6 「カッコいい」の見つけ方/7 自分を見つめる/8 髪型という武器/9 ファッションを考える  

第3章 「着る」を自分らしく――7つのキーワード
キーワード1 目覚め/キーワード2 女の子/キーワード3 素敵/キーワード4 生きざま/キーワード5 好奇心/キーワード6 動く/キーワード7 他人らしさ・自分らしさ
高村是州(たかむら ぜしゅう)
文化女子大学服装学部准教授.東京学芸大学教育学部,桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科卒.卒業後アトリエ・キュビスを設立し,出版社,アパレルメーカー等でファッションイラスト,デザインを中心に活動.同時に文化服装学院,バンタンデザイン研究所,東京モード学園等で講師を務め,2007年より現職.専門は,服飾研究・評論とファッション・イラストを中心としたファッション・デザイン.著書に,『ザ・ストリートスタイル』『ファッションデザインテクニック デザイン画の描き方』『ファッションデザイン画 ビギナーズ超速マスター』(グラフィック社)他がある.いずれも,英語,フランス語,スペイン語,中国語,韓国語訳等があり,日本だけでなく世界で読まれている.
◇高村さんのホームページ  http://www.zeshu.com/

書評情報

マナビゲート 2014
図書館教育ニュース 2010年12月18日号〔付録〕
朝日中学生ウイークリー 2010年12月5日号
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