国家神道と日本人

「国家神道」は果たして解体したのか? 日本の宗教・精神史理解のベースを提示する意欲作.

国家神道と日本人
著者 島薗 進
通し番号 新赤版 1259
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 宗教
刊行日 2010/07/21
ISBN 9784004312598
Cコード 0214
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 254頁
定価 1,056円
在庫 在庫あり
戦前,国家主義と結びつき日本人の精神的支柱として機能した「国家神道」.敗戦でそれは解体・消滅したのか.神道を神社とのかかわりのみで見るのは狭い捉え方.皇室祭祀や天皇崇敬の装置を視野に入れ,明治維新期の国家構想,民間宗教との位相,国民の関与などを丹念に追う.日本の宗教・精神史理解のベースを提示する意欲作.

書評情報

日本歴史 2011年1月号
中央公論 2010年11月号
中外日報 2010年10月23日
東京新聞(朝刊) 2010年10月2日
読売新聞(朝刊) 2010年9月22日
読売新聞(朝刊) 2010年9月5日
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