岩波新書〈シリーズ 日本古代史〉 5
平安京遷都
桓武天皇の遷都に始まる古代最後の都,平安京.長らく〈国風文化〉の源とされてきた時代の実像に迫る.
著者 | 川尻 秋生 著 |
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通し番号 | 新赤版 1275 |
ジャンル | 書籍 > 岩波新書 > 日本史 |
シリーズ | 岩波新書〈シリーズ 日本古代史〉 |
刊行日 | 2011/06/21 |
ISBN | 9784004312758 |
Cコード | 0221 |
体裁 | 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 262頁 |
定価 | 924円 |
在庫 | 在庫あり |
権力争いの結果として予期せず皇位についた桓武は,王統の革新を強調すべく二度の遷都を行った.天皇を中心とした統治システムがしだいに安定するにつれ〈イエ〉意識が誕生し,いっぽう宗教や文学など背景となる時代精神も変化してゆく.長らく〈国風文化〉の源とされてきた平安朝の実像はいかなるものだったか.