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四季の地球科学

日本列島の時空を歩く

日本列島が生まれ育った数億年の時空を歩き,自然の恵みを愉しむ.見る・食べる・学ぶ旅へのいざない.

四季の地球科学
著者 尾池 和夫
通し番号 新赤版 1379
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 自然科学
刊行日 2012/07/20
ISBN 9784004313793
Cコード 0244
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 238頁
在庫 在庫僅少
地震と噴火は日本列島を生み出し,今も刻々とその相貌を変えている.気候変動が進行する現代に,四季の変化をもたらす天の運行,大地の動き,生態系の成立ちを考えてみよう.大地の生い立ちを現場で学ぶ,日本と世界のジオパークも紹介.日本列島が生まれ育った数億年の時空を歩き,各地に提供される恵みとともに愉しむ.
はじめに

第一章 太陽と地球と月と
 四季のある国
 宇宙の中の地球
 月の贈り物
 天・地・人を結ぶ暦
  コラム 日本のジオパーク その1──火山活動

第二章 地震と噴火の日本列島
 地震がもたらす山と川
 変動帯に暮らす
 風景と記憶
 地震と津波に備える
 将軍塚鳴動
  コラム 日本のジオパーク その2──大構造線

第三章 森と里と海の国
 紅葉と名月
 森と里と海のつながり
 自然と文化
 大地と生き物の豊かさ
  コラム 日本のジオパーク その3──日本海の拡大と付加体

第四章 日本海と日本列島
 日本海と雪
 日本列島の成り立ち
 変動する気候
 地球温暖化と天気
  コラム 日本のジオパーク その4──付加体

終章 ジオパークの愉しみ──見る・食べる・学ぶ

参考文献
尾池和夫 (おいけかずお)
 1940年東京生まれ.土佐高等学校卒業.京都大学理学部地球物理学科卒業.京都大学理学博士
 1988年京都大学教授,2003~08年京都大学第24代総長
 2008年より日本ジオパーク委員会委員長
 専攻─地震学
 現在─国際高等研究所所長
 著書─『中国の地震予知』(NHKブックス),『日本地震列島』(朝日新聞社),『変動帯の文化』(京都大学学術出版会),『新版 活動期に入った地震列島』『日本列島の巨大地震』(以上,岩波科学ライブラリー)など

書評情報

国立公園 2014年10月号
日経サイエンス 2013年12月号
しんぶん赤旗 2012年10月21日
京都大学新聞 2012年9月16日号
中日新聞(朝刊) 2012年8月30日
読売新聞(朝刊) 2012年8月26日
京都新聞(朝刊) 2012年8月19日
高知新聞(朝刊) 2012年8月5日
京都新聞(朝刊) 2012年7月28日
朝日新聞(夕刊) 2012年7月20日

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