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福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞

子どもや自主避難者を守るべく作られた法律はなぜ骨抜きにされたのかを克明に報告,被災者支援のあり方を考える.

福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞
著者 日野 行介
通し番号 新赤版 1505
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 社会
刊行日 2014/09/19
ISBN 9784004315056
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 236頁
在庫 品切れ
官僚の暴言ツイッター,健康不安,「金目」発言…….置き去りにされたままの福島の現状.子どもや自主避難者を守るべく作られた法律はなぜ,どのように骨抜きにされたのか.現地からの声,隠された多くの真相や証言から政府の思惑を明らかにし,被災者支援のあり方を考える.
プロローグ

1章 暴言ツイッター

2章 子ども・被災者生活支援法とは

3章 「参院選後に先送り」

4章 理念が骨抜きの「基本方針案」

5章 激しい反発を無視して閣議決定

6章 「裏の会議」から「表の会議」へ──規制委の帰還検討チーム

7章 無視されたチェルノブイリの教訓──支援法の裏側で

8章 避難と帰還──避難者たちの意向を巡って

9章 被災者支援政策の欺瞞──誰のため、何のためなのか

エピローグ
あとがき
〔資料〕子ども・被災者生活支援法条文
日野行介 (ひのこうすけ)
 1975年生まれ.九州大学法学部卒.毎日新聞社入社後,大津支局,福井支局敦賀駐在,大阪社会部,科学環境部を経て東京社会部.大阪社会部では司法担当が長く,和歌山県談合・汚職事件,薬害イレッサ訴訟や泉南アスベスト訴訟,郵便不正事件などを取材.敦賀駐在や科学環境部では原発を中心に取材した.
 著書に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(岩波新書).

書評情報

ふぇみん 2014年12月15日号
毎日新聞(朝刊) 2014年11月16日
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