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フォト・ストーリー 沖縄の70年

沖縄について考え続け,撮り続けてきた著者が,七〇年の歴史を戦争と基地を軸に描く.カラー写真多数.

フォト・ストーリー 沖縄の70年
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著者 石川 文洋
通し番号 新赤版 1543
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 社会
刊行日 2015/04/21
ISBN 9784004315438
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 244頁
在庫 在庫あり
1938年に沖縄に生まれ,幼い頃に本土に移住した著者は,ベトナム戦争の従軍カメラマンとして,沖縄の復帰と基地を取材した.以後,沖縄戦を経験しなかったことに「後ろめたさ」を抱きながら,沖縄について考え続け,撮り続けてきた著者が,70年の歴史を,戦争と基地を軸に描き出す.(カラー写真多数)

 
■著者からのメッセージ
 ベトナム戦争の取材では、沖縄の基地に支援された米軍部隊によって、子どもを含めた大勢のベトナム人たちが傷つき死んでいく様子を目撃した。嘉手納基地を発進した大型爆撃機B52が市街を徹底的に破壊した状況も撮影した。
 沖縄には「命どぅ宝(命こそ宝)」という言葉がある。この言葉には、沖縄戦で多くの命を失った島の人々の思いがこもっている。それこそが、戦場を撮影してきたカメラマンとしての、沖縄への視点となっている。
 いち「在日沖縄人」として、一人でも多くの本土の人々に、我が故郷・沖縄のこと、そして「私が見てきた戦争」について知ってもらうことができれば幸いである。
(「はじめに」より)


■編集部からのメッセージ
 「在日沖縄人」として「在日沖縄人」として
 沖縄で生まれ4歳のときに本土に移住した石川さんは、自分を「在日沖縄人」と呼びます。彼の発する言葉の端々には、沖縄の人々、沖縄の文化、沖縄の自然への深い愛が感じられます。そんな彼だからこそ、「琉球人・沖縄人の先祖たち、今生きる人々の怒りと共鳴しながら」書いたというこの本には、現代日本で生きる、とくに本土で生きる人々への熱いメッセージが込められています。
はじめに

第1章 沖縄に生まれて  

第2章 沖縄戦の記憶

第3章 南洋群島の沖縄人―海のむこうの戦争体験
   
第4章 ベトナム戦争と沖縄
   
第5章 本土復帰
 
第6章 米軍基地 1972~2015
 
第7章 故郷を思う
   
あとがき
沖縄関連年表
石川文洋(いしかわ・ぶんよう)
1938年沖縄県那覇市首里に生まれる。1959~62年毎日映画社。1964年香港のスタジオ勤務。1965年1月~68年12月ベトナムに滞在。アメリカ軍、サイゴン政府軍に同行取材。帰国後、朝日新聞出版局のカメラマンとなる。1984年からフリーのカメラマン。著書に『戦場カメラマン』(朝日文庫)、『てくてくカメラ紀行』、灰谷健次郎と共著『アジアを歩く』(以上、枻文庫)、『戦争はなぜ起こるのか―石川文洋のアフガニスタン』(冬青社)、『私が見た戦争』『命どぅ宝・戦争と人生を語る』(以上、新日本出版社)、『日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦』『カラー版 ベトナム 戦争と平和』 『カラー版 四国八十八カ所―わたしの遍路旅』(以上、岩波新書)ほか。

書評情報

サライ 2015年8月号
沖縄タイムス 2015年6月20日
サンデー毎日 2015年5月31日号
東京新聞(朝刊) 2015年5月31日
読売新聞(朝刊) 2015年5月31日

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