憲法と民主主義を学びなおす

立憲デモクラシー講座

改憲という岐路を前に,私たちが進むべき道を考える

憲法と民主主義を学びなおす
著者 山口 二郎 , 杉田 敦 , 長谷部 恭男
ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
刊行日 2016/06/29
ISBN 9784000611350
Cコード 0031
体裁 四六 ・ 並製 ・ 190頁
在庫 品切れ
安倍政権が憲法改正に本腰を入れた今,戦後70年にわたる日本の平和主義,民主主義の歩みと,その到達点たる2015年安保の経験に基づいて,憲法と民主主義の意味を学びなおす必要がある.代表制民主主義,緊急事態条項などをテーマに「立憲デモクラシーの会」が行ってきた講座の記録.巻末に樋口陽一・三谷太一郎特別対談を収録.

■ 本書より

為政者の暴走や圧政を批判することは,王制の下よりも,民主制の下の方が難しいと言うことさえできるでしょう.だからこそ立憲主義によって為政者の権力を縛る必要があるのです.歴史的には,立憲主義はまず君主制と結びつきました.しかし,立憲主義を必要としているのは,現代民主政治の方だとも言えるでしょう.
――「開講にあたって」より
[編者]山口二郎(やまぐち じろう)
1958年生.法政大学法学部教授.[開講にあたって,第1講]
[編者]杉田 敦(すぎた あつし)
1959年生.法政大学法学部教授.[第6講,第7講]
[編者]長谷部恭男(はせべ やすお)
1956年生.早稲田大学法学学術院教授.[第5講,第7講]
千葉 眞(ちば しん)
1949年生.国際基督教大学教養学部政治学・国際関係学デパートメント特任教授.[第2講]
中野晃一(なかの こういち)
1970年生.上智大学国際教養学部教授.[第3講]
三浦まり(みうら まり)
1967年生.上智大学法学部教授.[第4講]
石川健治(いしかわ けんじ)
1962年生.東京大学法学部教
樋口陽一(ひぐち よういち)
1934年生.東北大学名誉教授,東京大学名誉教授.[特別対談]
三谷太一郎(みたに たいちろう)
1936年生.東京大学名誉教授.[特別対談]
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