松蔭日記

「元禄の消費文化物語」とも言うべき日記文学.

松蔭日記
著者 上野 洋三 校注
通し番号 黄279-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫
日本十進分類 > 文学
刊行日 2004/07/16
ISBN 9784003027912
Cコード 0195
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 532頁
定価 1,452円
在庫 在庫あり
徳川綱吉の一介の側用人から老中にまで上り詰め栄華を極めてゆく柳沢吉保の半生を描いた日記文学.『源氏物語』や『栄花物語』を踏まえ,さまざまの典拠を溶かし込んだ側室正親町町子の流麗典雅な和文が,「元禄の消費文化物語」とも言うべき,将軍の破格な寵愛を受けた吉保の日々の姿とその時代の相を克明にまた如実に伝える.

書評情報

東京新聞(日曜版) 2015年8月23日
毎日新聞(朝刊) 2005年2月6日
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