幕末遣外使節物語

夷狄の国へ

初めて西洋と遭遇した幕末の侍たちの道中記.

幕末遣外使節物語
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著者 尾佐竹 猛 , 吉良 芳恵 校注
通し番号 青182-2
ジャンル 書籍 > 岩波文庫
日本十進分類 > 歴史/地理
刊行日 2016/03/16
ISBN 9784003318225
Cコード 0126
体裁 文庫 ・ 並製 ・ 350頁
定価 本体920円+税
在庫 在庫あり
万延元年(一八六〇),新見豊前守一行は,遣米使節として海を渡り,アメリカを巡行,初めての西洋を体験する.言葉,風俗,習慣の全く異なる文化に驚き接しながら,サムライたちは,西洋を全身で受け止め,観察,理解しようと努めている.様々な日記,回顧談,新聞記事などの資料を巧みに使って語られた歴史の好読物である.他に池田,竹内,徳川の遣欧使節物語を収載.

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著者 尾佐竹 猛 著,吉良 芳恵 校注
価格 定価(本体 920円 + 税)
判型 文庫判・並製・350頁
対象 一般・図書館
分類コード C0126
一般 / 文庫本
歴史・地理(旅行)
日本思想[青]
発行年月日 2016年3月16日
ISBNコード ISBN978-4-00-331822-5

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【著者】
尾佐竹 猛(おさたけ たけき,1880-1946年) 法制史学者.明治文化研究者.石川県金沢に生まれる.明治法律学校(現明治大学)卒業.第1回判事検事登用試験に合格し,司法官試補.福井地方裁判所,東京控訴院,名古屋控訴院の判事,大審院判事を歴任.明治大学法学部教授,九州帝国大学法学部講師を務めた.1924年,吉野作造・宮武外骨らとともに明治文化研究会を設立,『明治文化全集』などを編集,第2代会長に就任した.著作に,『賭博と掏摸の研究』(1925年),『維新前後に於ける立憲思想』(1925年),『日本憲政史』(1930年),『日本憲政史大綱』(上・下巻)(1938-1939年)など.


【内容】
万延元年(一八六〇),新見豊前守一行は,遣米使節として,初めてアメリカを巡行します.サムライたちは,言葉,風俗の全く異なる文化にその都度驚きながらも,日本人としての矜持を持ちつつ「西洋」を理解しようと努めます.日記,新聞記事等の資料を詳細に駆使した幕末の日本人の海外での事蹟を描いた好読物,古典の一つであります.他に竹内下野守,池田筑後守,徳川民部大輔一行の遣欧使節物語の全4篇を収載しています.尾佐竹猛は,日本憲政史研究,明治維新史研究の草分という学究的な面とともに洒脱磊落な随筆家の面をもち併せ,街談巷語のたぐいも好んだといわれる.『幕末遣外使節物語』は,著者の両面の良さを遺憾なく発揮した代表的な作品です.
自序
遣米使節 新見豊前守一行(万延元年)
遣欧使節 竹内下野守一行(文久二年)
遣仏使節 池田筑後守一行(文久三年)
遣仏使節 徳川民部大輔一行(文久三年)
解説(吉良芳恵)
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