新編 木馬と石牛
東西の説話・伝承の世界をのびのびと渉猟
「和漢洋にわたる象のように重い知識と,それに拮抗し得る鳥のように軽い精神をもちあわせている」と言われ,しばしば南方熊楠に比せられる金関丈夫(1897-1983).人類学・解剖学・民族学・考古学・言語学などにわたる該博な知識を駆使し,鋭い着眼で東西の説話や伝承を自在に比較考証する.学問をたのしむことを教えてくれる本.
書評情報
毎日新聞(朝刊) 2008年1月30日
東西の説話・伝承の世界をのびのびと渉猟