仙境異聞・勝五郎再生記聞
7歳の時山人(天狗)に連れ去られ,以来その世界で生活・修行していたという少年.彼を取り囲む江戸の知識人たちとの応答の記録.
文政3年,浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉.幼い頃山人(天狗)に連れ去られ,そのもとで生活・修行していたという.この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸き,知識人らが連日質問を浴びせかける.彼らへの応答から次第に構成されてゆく「異界」のすがた.江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成的な記録.
書評情報
産経新聞 2018年7月14日
婦人公論 2018年7月10日号
日本経済新聞(朝刊) 2018年6月2日
読売新聞(夕刊) 2018年5月30日
朝日新聞(朝刊) 2018年5月18日
中國新聞 2018年4月15日
婦人公論 2018年7月10日号
日本経済新聞(朝刊) 2018年6月2日
読売新聞(夕刊) 2018年5月30日
朝日新聞(朝刊) 2018年5月18日
中國新聞 2018年4月15日