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2024.01.01
月と六ペンス
(新訳)
芸術の魔力に取り憑かれた男の,他を顧みない徹底したエゴイズムを,シニカルな筆致で巧みに描いてみせたモームの代表作.新訳
皮肉な笑みを浮かべながら,自分は〈通俗作家〉だとうそぶいていたモーム(1874―1965)だが,その作品の底には,複雑きわまりない矛盾の塊としての人間にそそぐ,〈人間探究者〉の飽くなき目があった.芸術の魔力に取り憑かれた男の徹底したエゴイズムを,シニカルな筆致で巧みに描いてみせたモームの代表作.新訳
書評情報
週刊文春 2011年6月2日号〔児玉清の愛した「黄金の50冊」〕
図書館教育ニュース 2010年9月8日号
Book Japan 2008年8月29日掲載
朝日新聞(朝刊) 2005年8月28日
東京新聞(朝刊) 2005年8月21日
ダ・ヴィンチ 2002年11月号
図書館教育ニュース 2010年9月8日号
Book Japan 2008年8月29日掲載
朝日新聞(朝刊) 2005年8月28日
東京新聞(朝刊) 2005年8月21日
ダ・ヴィンチ 2002年11月号