スペードの女王・ベールキン物語

(改版)

ロシアの国民詩人プーシキンが簡潔明快な文章で現実と幻想の交錯を描いてみせた『スペードの女王』他1篇.(改版)

スペードの女王・ベールキン物語
著者 プーシキン , 神西 清
通し番号 赤604-2
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 赤(外国文学/ロシア)
日本十進分類 > 文学
刊行日 2005/04/15
ISBN 9784003260425
Cコード 0197
体裁 文庫 ・ 並製 ・ 302頁
定価 935円
在庫 在庫あり
西欧文学を貪欲に摂取し,自家薬籠中のものとして,近代ロシア文学の基礎をうち立てたロシアの国民詩人プーシキン(1799―1837).「駅長」など5篇の短篇から成り,ロシア散文小説の出発点となった『ベールキン物語』.簡潔明快な描写で,現実と幻想の交錯を完璧に構築してみせた『スペードの女王』.本書は名訳者と謳われた神西清の訳筆に成る,プーシキン傑作短篇集である.

書評情報

毎日新聞(朝刊) 2003年11月30日
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