夢のなかの夢
あったかもしれない夢,なかったかもしれない夢
現代イタリア文学の鬼才タブッキ(1943―2012)が,敬愛する芸術家たちの夢を夢想する――.ラブレーはパンタグリュエルと食事をし,ゴヤは自ら描いた絵の中を次つぎと通り抜け,スティヴンスン少年は,将来自分が書く小説を山の頂で発見する.夢と夢が呼び交わし,二重写しの不思議な映像を作りだす,幻想の極北.1992年刊.
書評情報
1/f vol.5(2017年12月)
読売新聞(夕刊) 2013年10月21日
東京新聞(朝刊) 2013年9月29日
読売新聞(夕刊) 2013年10月21日
東京新聞(朝刊) 2013年9月29日