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ドン・キホーテ 前篇 (一)

(全六冊)

騎士道本の読み過ぎで妄想にとらわれ,古ぼけた甲冑に身を固め,やせ馬にまたがって….おなじみセルバンテスの代表作.新訳.

ドン・キホーテ 前篇 (一)
著者 セルバンテス , 牛島 信明
通し番号 赤721-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 赤(外国文学/南北ヨーロッパ・その他)
日本十進分類 > 文学
刊行日 2001/01/16
ISBN 9784003272114
Cコード 0197
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 434頁
在庫 在庫あり
騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が,古ぼけた甲冑に身を固め,やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る.決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで,行く先々で嘲笑の的となるが….主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な,おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作.新訳.(全6冊)
地 図

ベハル公爵に捧げる献辞

序  文

機知に富んだ郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 第一部

第一章 名高き郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの人柄、および生活ぶりについて

第二章 機知に富んだドン・キホーテが郷里をあとにした最初の旅立ちについて

第三章 ドン・キホーテが騎士に叙された愉快な儀式について

第四章 宿屋から出発したわれらの騎士に起こったことについて

第五章 ひきつづき、われらの騎士の災難が語られる

第六章 司祭と床屋がわれらの機知に富んだ郷士の書庫で行なった、愉快にして大々的な書物の詮議について

第七章 われらの善良なる騎士、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの二度目の旅立ちについて

第八章 勇敢なドン・キホーテが、かつて想像されたこともない驚嘆すべき風車の冒険において収めた成功、および思い出すのも楽しいほかの出来事について

機知に富んだ郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 第二部

第九章 ここでは凜々しきビスカヤ人と勇敢なるマンチャ人とのあいだに繰り広げられた瞠目に値する戦いに決着がつけられる

第十章 ドン・キホーテとビスカヤ人とのあいだに起こったさらなる冒険、およびドン・キホーテが一群のヤングワス人に出くわしておちいった危機について

第十一章 ドン・キホーテと山羊飼いたちのあいだに起こったことについて

第十二章 ドン・キホーテといっしょにいた者たちに、ある山羊飼いが語ったことについて

第十三章 ここでは羊飼いの娘マルセーラの話に結末がつけられ、またそのほかの出来事も語られる

第十四章 ここでは死んだ羊飼いの絶望の詩篇が披露されると同時に、思いもよらぬ出来事が語られる

機知に富んだ郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 第三部

第十五章 ここでは冷酷なヤングワス人たちと出くわすことによってドン・キホーテにふってわいた不運な冒険が語られる

第十六章 城だと思いこんだ旅籠で機知に富んだ郷士に起こったことについて

第十七章 ここでは勇敢なドン・キホーテが狂気ゆえに城と見なした旅籠で、善良な従士サンチョ・パンサとともにこうむった無数の災難がなおも続く

第十八章 ここではサンチョ・パンサが主人のドン・キホーテと交わした会話、および聞くに値する冒険が語られる

第十九章 サンチョが主人と交わした気のきいた会話、主人にふりかかった死体の冒険、および、そのほかの名高き出来事について

第二十章 勇敢なドン・キホーテが、この世の名にしおう騎士たちがかつてなしとげたいかなる冒険よりもやすやすと、ほとんど危険な目にあうことなくやりとげた前代未聞の冒険について

第二十一章 燦然たるマンブリーノの兜を奪取するにいたったとびきりの冒険、ならびに、われらの無敵の騎士に起こったそのほかのことを扱う章

訳 注

書評情報

毎日新聞(夕刊) 2019年7月9日(評者:平田オリザさん)

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