やし酒飲み

西欧近代が失ってしまった神話的想像力が豊かに息づく,マジック・リアリズムの傑作.神話と民話に根ざしたアフリカ文学の最高峰.

やし酒飲み
著者 エイモス・チュツオーラ , 土屋 哲
通し番号 赤801-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 赤(外国文学/南北ヨーロッパ・その他)
日本十進分類 > 文学
刊行日 2012/10/16
ISBN 9784003280119
Cコード 0197
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 236頁
定価 726円
在庫 在庫あり

「わたしは,十になった子供の頃から,やし酒飲みだった」――.やし酒を飲むことしか能のない男が,死んだ自分専属のやし酒造りの名人を呼び戻すため「死者の町」へと旅に出る.その途上で出会う,頭ガイ骨だけの紳士,指から生まれた赤ん坊,不帰(かえらじ)の天の町…….神話的想像力が豊かに息づく,アフリカ文学の最高峰.1952年刊.

書評情報

読書のいずみ 2019年6月号(評者:小川 哲さん)
BRUTUS 2016年1月1-15日合併号
週刊現代 2013年11月16日号
朝日新聞(朝刊) 2013年5月26日
ナンクロメイト 2013年2月号
週刊文春 2012年11月8日号
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