マイケル・K
ノーベル賞作家が世界的名声を獲得した記念すべき作品
内戦下の南アフリカ.手押し車に病気の母親を乗せて,騒乱のケープタウンから内陸の農場をめざすマイケル.内戦の火の粉が飛びかう荒野をひたすら歩きつづける彼は,大地との交感に日々を過ごし,キャンプに収容されても逃走する.……国家の運命に巻き込まれながら,精神の自由を求めて放浪する一個の人間のすがたを描く,ノーベル賞作家の代表作.
書評情報
日本経済新聞(朝刊) 2018年12月1日
東京新聞(朝刊) 2015年6月7日
東京新聞(朝刊) 2015年6月7日