通過儀礼

儀礼を分離・過渡・統合のプロセスをたどる通過儀礼として体系的に論じた本書は,儀礼研究の出発点となった人類学の古典である.

通過儀礼
著者 ファン・ヘネップ , 綾部 恒雄 , 綾部 裕子
通し番号 白219-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 白(経済・社会)
日本十進分類 > 社会科学
刊行日 2012/08/17
ISBN 9784003421918
Cコード 0136
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 374頁
在庫 品切れ
ファン・ヘネップ(1873―1959)は,儀礼を初めて体系的に論じた.誕生から死までの折々の儀礼,入会の儀礼などを,分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた.特に過渡期という境界状況の考察は,コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった.儀礼研究の出発点にある人類学の古典.(解説=綾部真雄)
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