自註鹿鳴集
会津八一は晩年,歌集『鹿鳴集』に自ら註を加えた.美術史家・書家にして歌人の全生涯を凝縮した自己表現の書.(解説=植田重雄)
おほてら の まろき はしら の つきかげ を つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ 唐招提寺にて 秋艸道人会津八一(1881-1956)はその晩年,歌集『鹿鳴集』に自ら註を付すことに没頭した.本書は,美術史家・書家にして歌人八一の全生涯を凝縮した自己表現の書であり,古都逍遥の格好の手引きともなろう.(解説=植田重雄)
書評情報
日本経済新聞(朝刊) 2013年11月3日
朝日新聞(be) 2013年10月12日
読売新聞(朝刊) 2012年9月9日
朝日新聞(be) 2013年10月12日
読売新聞(朝刊) 2012年9月9日