森鷗外の系族

長兄鷗外,次兄三木竹二.対照的な2人を才気煥発な妹の筆が生き生きと描きだす.(解説=中井義幸)

森鷗外の系族
著者 小金井 喜美子
通し番号 緑161-2
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
日本十進分類 > 文学
刊行日 2001/04/16
ISBN 9784003116128
Cコード 0195
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 466頁
定価 1,045円
在庫 在庫僅少
鷗外の思い出はもちろん,それぞれに個性的な森家の人々の肖像が生き生きと浮び上がる回想記.特に,雑誌『歌舞伎』を主宰し劇評に新風を吹きこんだ次兄三木竹二について書かれたものは,本書がほとんど唯一の貴重な資料である.明治の知的な中流家庭の生活がうかがえる随筆に,歌,創作なども併せて収録.(解説=中井義幸)

書評情報

東京新聞(朝刊) 2001年5月20日
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