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放浪記

1920年代東京.地方出身者の「私」は貧窮にあえぎ,職を転々としながらも,文学に向かってまっすぐ生きる.

放浪記
著者 林 芙美子
通し番号 緑169-3
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
日本十進分類 > 文学
刊行日 2014/03/14
ISBN 9784003116937
Cコード 0193
体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 574頁
在庫 在庫あり

私は宿命的に放浪者である――若き日の日記をもとに記された林芙美子(1903―51)の生涯の代表作.舞台は第一次大戦後の東京.地方出身者の「私」は,震災を経て変わりゆく都市の底辺で,貧窮にあえぎ,職を転々としながらも,逆境にめげることなくひたすらに文学に向かってまっすぐに生きる.全三部を収録.(解説=今川英子)

第一部
第二部
第三部
 《解説》〈書くこと〉で拓かれた「私」の青春(今川英子)
 林芙美子略年譜

書評情報

朝日新聞(朝刊) 2015年6月8日
週刊文春 2014年4月3日号

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