戦後を戦後以後,考える
ノン・モラルからの出発とは何か
『敗戦後論』が巻き起こした「歴史主体論争」の陰にある,より根源的な問いとは何か.
昨年刊行された著者の『敗戦後論』は,停滞する論壇に大反響を巻き起こした.しかし「歴史主体論争」と名付けられたその波紋の陰にある,より根源的な問いとは何か.それは,考えること,思想の基点をどこにおくかという問題である.戦後以後を生きる上で,社会を引き受けるとはどういうことか-その在り方を率直に語る.
ノン・モラルからの出発とは何か
『敗戦後論』が巻き起こした「歴史主体論争」の陰にある,より根源的な問いとは何か.