岩波フォト絵本

猫さまとぼく

猫はいつも特別だ―1年の大半を海外ロケで過ごす人気動物写真家が,猫との出会いと青春時代を語る.

猫さまとぼく
著者 岩合 光昭 文・写真
ジャンル 書籍 > 児童書
日本十進分類 > 芸術/生活
シリーズ 岩波フォト絵本
刊行日 2004/02/24
ISBN 9784001153569
Cコード 8772
体裁 上製 ・ 44頁
在庫 品切れ
猫が喜ぶのを見て人がうれしくなるのを,猫は知っているらしい―身近な犬や猫の姿を,野生動物と同様の構想力とスケール感で撮影して大ヒットさせてきた人気動物写真家も,猫に出会ったのは高校時代のこと.同級生の家に28匹の猫がいて,それ以来,猫はいつも特別な存在になる.そんな猫との出会いと青春時代を初めて語る.


■本文より
 猫は,人が飼育する家畜とされていますが,人が猫を飼い慣らしたのか,猫が人を飼い慣らしたのか,分からなくなります.猫が喜ぶのを見て人がうれしくなるのを,猫は知っているようだからです.
岩合光昭(いわごう みつあき)
 1950年東京生まれ.
 1970年に父・岩合徳光の助手としてガラパゴス諸島へ行き,動物写真家となることを決意.以降,世界各地の野生動物を取材し,国際的に評価される.1989年よりNHKの番組制作にも参加.一年の大半を大自然の中で過ごしている.
 街角の猫を撮った『ニッポンの猫』が猫好きの心をとらえ大ヒット.現在は季刊『猫びより』(日本出版社)で猫の写真を連載中.山梨県小淵沢町在住.
 猫の写真集に『地中海の猫』『ニッポンの猫』(ともに新潮社),『きょうも,いいネコに出会えた』(日本出版社)など,妻・日出子との共著に『海ちゃん――ある猫の物語』(新潮社),『ママになったネコの海ちゃん』(ポプラ社)などがある.

書評情報

Cats 2004年11月号
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