共同体の基礎理論
マルクスとウェーバーの理論に拠りつつ世界史上の共同体の諸形態を独自に類型化した記念碑的著作.
著者は戦後社会科学の巨峰.資本主義の発展史を研究する場合,共同体の解体の問題を避けて通ることはできない.そのためには共同体の本質,成立と解体の諸条件を総体として理論的に見通すことが必要である.本書は主としてマルクスとウェーバーの理論に依拠しつつ世界史上の共同体の諸形態を類型化した記念碑的著作である.姜尚中解説.
書評情報
週刊エコノミスト 2012年9月11日号