青年茂吉
「赤光」「あらたま」時代
父斎藤茂吉の知られざる生をユーモラスに紹介しながら,その人生ドラマと歌の魅力を浮き彫りにする.
どくとるマンボウ北杜夫が描く等身大の父親像.短歌史上に屹立する斎藤茂吉の初期の作品を読みときながら,人間茂吉の知られざる生を愛憎おりなして描く.肉親しか知りえない数々の逸話を紹介し,茂吉の歌の魅力とその背後にみなぎるエネルギーを伝える.マンボウ先生ならではのウイットとユーモアにとむ文章は読者を魅了してやまない.
書評情報
秋田魁新報 2012年3月12日
朝日新聞(朝刊) 2011年12月18日
毎日新聞(朝刊) 2011年8月14日
読売新聞(朝刊) 2009年3月22日
朝日新聞(朝刊) 2011年12月18日
毎日新聞(朝刊) 2011年8月14日
読売新聞(朝刊) 2009年3月22日