声は無けれど

50代の娘に先立たれた80代の母.娘への鎮魂として,母の生の証しとして綴る本書は人間の尊厳を探る.

声は無けれど
著者 丸岡 秀子 , 色川 大吉 解説
通し番号 社会41
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 社会
日本十進分類 > 文学
刊行日 2001/07/16
ISBN 9784006030414
Cコード 0195
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 222頁
在庫 品切れ
教育・農村・女性問題について幅広く評論活動を行ってきた丸岡秀子は,八十路を越えた時,その活動を同志として共に支え合ってきた50代の娘に先立たれた.娘への鎮魂の思いを込め,また,封建的家制度をはじめ様々な差別に挑み続けた自身の生涯を重ね合わせ,個の痛みを人間の尊厳と平和の願いに結晶させて本書を綴った.
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