シリーズ 現代経済の展望

新興アジア経済論

キャッチアップを超えて

九〇年代以降の国際環境の変化を追いながら,従来の「キャッチアップ型工業化論」を刷新する.

新興アジア経済論
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著者 末廣 昭
ジャンル 書籍 > 単行本 > 経済
シリーズ シリーズ 現代経済の展望
刊行日 2014/07/29
ISBN 9784000287425
Cコード 0333
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 254頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
アジア経済は大きな変革期を迎えている.グローバル化,経済自由化,IT革命といった国際環境めまぐるしい変化を追いながら,中国の台頭,域内相互依存の深化,「中所得国の罠」,人口動態,国内格差の拡大,社会問題に着目して従来の「キャッチアップ型工業化論」を刷新する.新しいアジア経済論の試み.

■編集部からのメッセージ

混迷する日本経済と転換期を迎えた世界経済――
それぞれの第一線の研究者が現状分析を行い,将来を展望する書き下ろしのシリーズ「現代経済の展望」がいよいよ刊行開始!

 シリーズのトップバッターは,タイの事例を基軸に,アジア経済・社会を見つめ続けてきた末廣昭氏による『新興アジア経済論』です.
 前著『キャッチアップ型工業化論』(名古屋大学出版会,2000年)で,遅れて工業化(キャッチアップ)する後発国と先進国の経済的関係,アジア経済の発展パターンを論じた著者が,その「続編を意図して」書いた最新アジア経済論.「続編」とはいえ,1990年代以降の国際環境で,著者は課題の変更を迫られた,といいます.
 グローバル化,経済自由化,IT革命など,大きく変化する世界の動向を追いながら,中国の台頭,域内相互依存の深化,「中所得国の罠」,人口動態,国内格差の拡大といった社会問題にも着目して,経済発展と社会発展の両面から,アジア経済を捉え直します.
 「キャッチアップ型工業化論」をまるごと刷新する,新しいアジア経済論,日本経済を理解するためにも必読です.
(編集部・石橋聖名)

末廣 昭(すえひろ あきら)
1951年生まれ.専門はタイ国研究,アジア経済社会論.1976年東京大学大学院経済学研究科修了.アジア経済研究所,大阪市立大学を経て,現在,東京大学社会科学研究所教授(経済学博士).
『タイ 開発と民主主義』『タイ 中進国の模索』(以上,岩波新書),『キャッチアップ型工業化論――アジア経済の軌跡と展望』(名古屋大学出版会),『進化する多国籍企業』(岩波書店),『東アジア福祉システムの展望』(編著,ミネルヴァ書房)など編著書多数

書評情報

アジア経済 第56巻第3号(2015年9月)
日本経済新聞(朝刊) 2014年10月5日
週刊エコノミスト 2014年9月23日号
週刊東洋経済 2014年9月20日号
書評空間 2014年8月12日掲載
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