ファインマン物理学 2
II 光・熱・波動
物理学の素晴しさを伝えることを目的になされたカリフォルニア工科大学1,2年生向けの物理学入門講義.
物理学の素晴しさを伝えることを目的になされたカリフォルニア工科大学1,2年生向けの物理学入門講義.読者に対する話しかけがあり,リズムと流れがある大変個性的な教科書である.物理学徒必読の名著.
はじめに
第1章 光学:最小時間の原理
1-1 光
1-2 反射と屈折
1-3 フェルマーの最小時間の原理
1-4 フェルマーの原理の応用
1-5 フェルマーの原理のもっと正確ないい表わし方
1-6 どのような働きをするか
第2章 幾何光学
2-1 はじめに
2-2 球面の焦点距離
2-3 レンズの焦点距離
2-4 倍 率
2-5 組み合せレンズ
2-6 収 差
2-7 分解能
第3章 電磁輻射
3-1 電磁気
3-2 輻 射
3-3 双極輻射体
3-4 干 渉
第4章 干 渉
4-1 電磁波
4-2 輻射のエネルギー
4-3 正弦波
4-4 二つの双極振動子
4-5 干渉の数学
第5章 回 折
5-1 n個の等しい振動子による合成振幅
5-2 回折格子
5-3 回折格子の分解能
5-4 放物鏡アンテナ
5-5 薄膜の色;結晶
5-6 不透明なスクリーンによる回折
5-7 平面上に分布する振動電荷による電場
第6章 屈折率の本質
6-1 屈折率
6-2 物質による電場
6-3 分 散
6-4 吸 収
6-5 電波によって運ばれるエネルギー
6-6 スクリーンによる回折
第7章 輻射減衰.光の散乱
7-1 輻射抵抗
7-2 エネルギーの輻射の割合
7-3 輻射減衰
7-4 独立な波源
7-5 光の散乱
第8章 偏 光
8-1 光の電場ベクトル
8-2 散乱光の偏り
8-3 複屈折
8-4 偏光子
8-5 光学活性(旋光性)
8-6 反射光の強さ
8-7 異常屈折
第9章 輻射における相対論的効果
9-1 動く光源
9-2 “見かけ”の運動を求めること
9-3 シンクロトロン輻射
9-4 宇宙のシンクロトロン輻射
9-5 制動輻射
9-6 ドップラー効果
9-7 4元ベクトルω,k
9-8 光行差
9-9 光の運動量
第10章 色 覚
10-1 人間の眼
10-2 光の強さで変わる色
10-3 色感の測定
10-4 色度図
10-5 色覚の機構
10-6 色覚の生理化学
第11章 見ることの機構
11-1 色の感覚
11-2 眼の生理学
11-3 桿細胞
11-4 昆虫の複眼
11-5 他の眼
11-6 視覚の神経学
第12章 量子現象
12-1 原子力学
12-2 銃弾による実験
12-3 波に関する実験
12-4 電子を使った実験
12-5 電子波の干渉
12-6 電子を観測する
12-7 量子力学の第一原理
12-8 不確定性原理
第13章 波の見方と粒子の見方との関係
13-1 確率波振幅
13-2 位置と運動量の測定
13-3 結晶による回折
13-4 原子の大きさ
13-5 エネルギー準位
13-6 哲学的意味
第14章 気体分子運動論
14-1 物質の性質
14-2 気体の圧力
14-3 輻射の圧縮率
14-4 温度と運動エネルギー
14-5 理想気体の法則
第15章 統計力学の原理
15-1 大気の密度と圧力
15-2 ボルツマンの法則
15-3 液体の蒸発
15-4 分子の速度分布
15-5 気体の比熱
15-6 古典物理学の破綻
第16章 ブラウン運動
16-1 エネルギーの均等配分
16-2 輻射の熱平衡
16-3 エネルギーの均等配分と量子振動体
16-4 酔歩の問題
第17章 分子運動論の応用
17-1 蒸 発
17-2 熱電子放出
17-3 熱電離
17-4 化学反応の分子運動論
17-5 アインシュタインの輻射の法則
第18章 拡 散
18-1 分子間の衝突
18-2 平均自由行程
18-3 押し流される速さ
18-4 イオン伝導率
18-5 分子拡散
18-6 熱伝導率
第19章 熱力学の法則
19-1 熱機関;第一法則
19-2 第二法則
19-3 可逆機関
19-4 理想機関の効率
19-5 熱力学的温度
19-6 エントロピー
第20章 熱力学の説明
20-1 内部エネルギー
20-2 応 用
20-3 クラウジウス‐クラペイロンの式
第21章 爪車と歯止め
21-1 爪車の働き
21-2 熱機関としての爪車
21-3 力学における可逆性
21-4 不可逆性
21-5 秩序とエントロピー
第22章 音.波動方程式
22-1 波
22-2 音の伝播
22-3 波動方程式
22-4 波動方程式の解
22-5 音の速さ
第23章 唸 り
23-1 二つの波を加えること
23-2 唸りの音と変調
23-3 側帯波
23-4 局在する波連
23-5 粒子の確率振幅
23-6 3次元内の波
23-7 基準振動
第24章 モード
24-1 波の反射
24-2 固有振動数をもつ局限された波
24-3 2次元におけるモード
24-4 聯成振子
24-5 線型系
第25章 ハーモニクス
25-1 楽 音
25-2 フーリエ級数
25-3 音質と和音
25-4 フーリエ係数
25-5 エネルギーの定理
25-6 非線型の応答
第26章 波
26-1 へさきの波
26-2 衝撃波
26-3 固体内の波
26-4 表面波
第27章 物理法則の対称性
27-1 対称の操作
27-2 空間と時間における対称性
27-3 対称性と保存則
27-4 鏡 映
27-5 極性ベクトルと軸性ベクトル
27-6 どちらが右手か?
27-7 パリティは保存しない
27-8 反物質
27-9 破れた対称性
演 習
演習回答
第1章 光学:最小時間の原理
1-1 光
1-2 反射と屈折
1-3 フェルマーの最小時間の原理
1-4 フェルマーの原理の応用
1-5 フェルマーの原理のもっと正確ないい表わし方
1-6 どのような働きをするか
第2章 幾何光学
2-1 はじめに
2-2 球面の焦点距離
2-3 レンズの焦点距離
2-4 倍 率
2-5 組み合せレンズ
2-6 収 差
2-7 分解能
第3章 電磁輻射
3-1 電磁気
3-2 輻 射
3-3 双極輻射体
3-4 干 渉
第4章 干 渉
4-1 電磁波
4-2 輻射のエネルギー
4-3 正弦波
4-4 二つの双極振動子
4-5 干渉の数学
第5章 回 折
5-1 n個の等しい振動子による合成振幅
5-2 回折格子
5-3 回折格子の分解能
5-4 放物鏡アンテナ
5-5 薄膜の色;結晶
5-6 不透明なスクリーンによる回折
5-7 平面上に分布する振動電荷による電場
第6章 屈折率の本質
6-1 屈折率
6-2 物質による電場
6-3 分 散
6-4 吸 収
6-5 電波によって運ばれるエネルギー
6-6 スクリーンによる回折
第7章 輻射減衰.光の散乱
7-1 輻射抵抗
7-2 エネルギーの輻射の割合
7-3 輻射減衰
7-4 独立な波源
7-5 光の散乱
第8章 偏 光
8-1 光の電場ベクトル
8-2 散乱光の偏り
8-3 複屈折
8-4 偏光子
8-5 光学活性(旋光性)
8-6 反射光の強さ
8-7 異常屈折
第9章 輻射における相対論的効果
9-1 動く光源
9-2 “見かけ”の運動を求めること
9-3 シンクロトロン輻射
9-4 宇宙のシンクロトロン輻射
9-5 制動輻射
9-6 ドップラー効果
9-7 4元ベクトルω,k
9-8 光行差
9-9 光の運動量
第10章 色 覚
10-1 人間の眼
10-2 光の強さで変わる色
10-3 色感の測定
10-4 色度図
10-5 色覚の機構
10-6 色覚の生理化学
第11章 見ることの機構
11-1 色の感覚
11-2 眼の生理学
11-3 桿細胞
11-4 昆虫の複眼
11-5 他の眼
11-6 視覚の神経学
第12章 量子現象
12-1 原子力学
12-2 銃弾による実験
12-3 波に関する実験
12-4 電子を使った実験
12-5 電子波の干渉
12-6 電子を観測する
12-7 量子力学の第一原理
12-8 不確定性原理
第13章 波の見方と粒子の見方との関係
13-1 確率波振幅
13-2 位置と運動量の測定
13-3 結晶による回折
13-4 原子の大きさ
13-5 エネルギー準位
13-6 哲学的意味
第14章 気体分子運動論
14-1 物質の性質
14-2 気体の圧力
14-3 輻射の圧縮率
14-4 温度と運動エネルギー
14-5 理想気体の法則
第15章 統計力学の原理
15-1 大気の密度と圧力
15-2 ボルツマンの法則
15-3 液体の蒸発
15-4 分子の速度分布
15-5 気体の比熱
15-6 古典物理学の破綻
第16章 ブラウン運動
16-1 エネルギーの均等配分
16-2 輻射の熱平衡
16-3 エネルギーの均等配分と量子振動体
16-4 酔歩の問題
第17章 分子運動論の応用
17-1 蒸 発
17-2 熱電子放出
17-3 熱電離
17-4 化学反応の分子運動論
17-5 アインシュタインの輻射の法則
第18章 拡 散
18-1 分子間の衝突
18-2 平均自由行程
18-3 押し流される速さ
18-4 イオン伝導率
18-5 分子拡散
18-6 熱伝導率
第19章 熱力学の法則
19-1 熱機関;第一法則
19-2 第二法則
19-3 可逆機関
19-4 理想機関の効率
19-5 熱力学的温度
19-6 エントロピー
第20章 熱力学の説明
20-1 内部エネルギー
20-2 応 用
20-3 クラウジウス‐クラペイロンの式
第21章 爪車と歯止め
21-1 爪車の働き
21-2 熱機関としての爪車
21-3 力学における可逆性
21-4 不可逆性
21-5 秩序とエントロピー
第22章 音.波動方程式
22-1 波
22-2 音の伝播
22-3 波動方程式
22-4 波動方程式の解
22-5 音の速さ
第23章 唸 り
23-1 二つの波を加えること
23-2 唸りの音と変調
23-3 側帯波
23-4 局在する波連
23-5 粒子の確率振幅
23-6 3次元内の波
23-7 基準振動
第24章 モード
24-1 波の反射
24-2 固有振動数をもつ局限された波
24-3 2次元におけるモード
24-4 聯成振子
24-5 線型系
第25章 ハーモニクス
25-1 楽 音
25-2 フーリエ級数
25-3 音質と和音
25-4 フーリエ係数
25-5 エネルギーの定理
25-6 非線型の応答
第26章 波
26-1 へさきの波
26-2 衝撃波
26-3 固体内の波
26-4 表面波
第27章 物理法則の対称性
27-1 対称の操作
27-2 空間と時間における対称性
27-3 対称性と保存則
27-4 鏡 映
27-5 極性ベクトルと軸性ベクトル
27-6 どちらが右手か?
27-7 パリティは保存しない
27-8 反物質
27-9 破れた対称性
演 習
演習回答