加藤周一自選集
加藤周一自選集 第9巻
1994~1998
近代日本の知識人三人についての教育テレビでの講義,戯曲,全集類の月報など,夕陽妄語を含む40本.
医学者を超え,また文学者を超えて知識人であり,著者が自らとの共通性も見ていた三人の比較を通して,今日にも通じる普遍的な価値の問題を考えた教育テレビでの講義『鷗外・茂吉・杢太郎』ほか,謎の多い夭折の思想家・富永仲基への止むことのない「空想」が書かせた戯曲,全集・著作集類の月報等,「夕陽妄語」を含む40本.
書評情報
朝日新聞(朝刊) 2010年6月15日