岩波人文書セレクション
書の古代史
正倉院宝物から無名の人々の手になる木簡の文字まで，「書」という視点から照らし出す古代日本の文化と社会．
| 著者 | 東野 治之 著 |
|---|---|
| ジャンル | 書籍 > 単行本 > 岩波人文書セレクション |
| シリーズ | 岩波人文書セレクション |
| 刊行日 | 2010/12/10 |
| ISBN | 9784000284370 |
| Cコード | 0321 |
| 体裁 | 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 250頁 |
| 在庫 | 品切れ |
金石文や正倉院宝物など既知の書の名品から，木簡・墨書土器に残された無名の人々の手になる文字まで，これら肉筆の文字資料は時代の特徴としての書風をそなえ，時に書き手の息遣いを伝える墨継ぎの跡をも残す．「書」という視点からの史料分析を唱道してきた著者が，書の有り様を通して古代日本の文化と社会を照らし出す．
書評情報
書道界 2011年3月号
