現代物理学叢書

原子核の理論

有限固の陽子と中性子からなる量子多体系という視点から,原子核の多彩で特徴的な性質の理解をめざす.

原子核の理論
著者 市村 宗武 , 坂田 文彦 , 松柳 研一
ジャンル 書籍 > 単行本 > 物理学
書籍 > 自然科学書
シリーズ 現代物理学叢書
刊行日 2001/05/15
ISBN 9784000067591
Cコード 3342
体裁 A5 ・ 上製 ・ カバー ・ 320頁
在庫 品切れ
原子核は,平均場描像,集団運動的描像,カオス的描像など,一見相反する特徴が同一の系に実現しているユニークな系である.これらの多彩な特徴がどのような機構で発現するのかを概観し,相互の関係を考察する.現代物理の最新テーマである小さな量子系,複雑系の1典型として,原子核は豊富な例を与えてくれる楽しい対象である.
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