佐竹昭広集 2
言語の深奥
語彙の構造,意味の変遷,和語と漢語における相違,などを鮮やかに描き出した,著者の古語研究を集成する.
古典研究は,言葉の「こころ」を通して,古人の「こころ」を再現するものでなければならないとした著者は,上代から近世までの膨大な古語の博捜に取り組み続けた.精選吟味された具体的例証から,語彙の構造,意味の変遷,和語と漢語における相違,などを鮮やかに描き出し,古語研究に新たな地平を切りひらいた論考を集成する.