新日本古典文学大系 52
庭訓往来 句双紙
室町から江戸時代にかけて圧倒的に普及し,日本人の言語生活の基層をかたちづくった作品2編.
手紙文の形で社会生活に必要なさまざまなことばを手習わせることを目的のひとつとした『庭訓往来』,禅修行者にとっての座右の書でもあり,また心の指針を与えてくれる成句集として広く一般にも愛好された『句双紙』.室町から江戸時代にかけて圧倒的に普及し,日本人の言語生活の基層をかたちづくってきた作品2編.