新日本古典文学大系 明治編 23
女性作家集
女性の解放・自立の理想を描くことを試みた明治の女性たち.与謝野晶子,若松賤子,福田英子らの作品集.
著者 | 高田 知波 校注 , 中川 成美 校注 , 中山 和子 校注 |
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ジャンル | 書籍 > 単行本 > 新日本古典文学大系(明治編) 書籍 > シリーズ・講座・全集 |
シリーズ | 新日本古典文学大系 明治編 |
刊行日 | 2002/03/25 |
ISBN | 9784002402239 |
Cコード | 0391 |
体裁 | A5 ・ 上製 ・ 函入 ・ 576頁 |
定価 | 6,160円 |
在庫 | 在庫僅少 |
時代は明治,表現することを模索した多くの女性が登場,女性の解放・自立の理想を作品世界のなかで描くことを試みた.大胆に官能的な世界をうたいあげる与謝野晶子の「みだれ髪」,自由民権思想にめざめた福田英子の「妾の半生涯」のほか,中島湘煙,木村曙,清水紫琴,北田薄氷,田沢稲舟,三宅花圃,若松賤子の作品を収録.
■解説
「女権・婚姻・姓表示」
高田知波
「斃たおれし女たちの遺のこせし言葉」
中川成美
「「うちどめ」の女歌・女の私語り」
中山和子
■月報
「オーランドーの矜持 ――書くこととジェンダー」
佐伯順子
「明治女性作家の書く行為とその意味」
北田幸恵
連載 「明治出版雑識」第五回
稲岡 勝
連載 「明治期の翻訳における言語・文化」第四回
亀井秀雄
■【付録】
若松賤子 『忘れ形見』 原詩
■解説
「女権・婚姻・姓表示」
高田知波
「斃たおれし女たちの遺のこせし言葉」
中川成美
「「うちどめ」の女歌・女の私語り」
中山和子
■月報
「オーランドーの矜持 ――書くこととジェンダー」
佐伯順子
「明治女性作家の書く行為とその意味」
北田幸恵
連載 「明治出版雑識」第五回
稲岡 勝
連載 「明治期の翻訳における言語・文化」第四回
亀井秀雄
■【付録】
若松賤子 『忘れ形見』 原詩